今回は、r=cotθを検討する。先ず、cotθをn乗する。次にcotθのm乗根をとってみる。そのあとは、θの前に係数を掛けてみる。係数の掛け方として、jθと(1/k)θの二通りを検討する。
次図は、r=(cotθ)n n=1,2,3・・6 である。
r=cot θは、ギリシャ文字のカッパ(κ)に似ていることカッパ曲線と呼ばれている。
nを大きくすると両端が開いてくる。
次の図は、r=(cotθ)1/m m=1,2,3・・6 である。
負の平方根は虚数になるので、ここではcotθの絶対値をとっている。
このパターンの特徴:mを大きくすると両端が縮んでくる。
次にθの前に係数をつけて、それを変化させてみる。
次の図は、r=cot(jθ) j=1,2,3・・6 である。
この図を、もし、n乗すれば、端は広がるであろうし、もし、m乗根すれば端は縮まるであろうと予想される。
次の図は、r=cot(θ/k) k=1,2,3・・6 である。
K=1とk=2で全く異なる。
kが奇数の場合とkが偶数の場合の二つの傾向に分けられる。kが奇数の場合は、真ん中のクロスしたところの形状が、kを大きくしていくにつれ複雑になる。
kが偶数の場合はk=2の真ん中の結び目のところの円形バターンが、kを大きくするにつれ増えていく。