2013年4月28日日曜日

地球温暖化メカニズム考察(8)


地球温暖化メカニズム考察(1)、地球温暖化は、現代科学が不得手とするもののひとつ
地球温暖化メカニズム考察(2)、地球温暖化懐疑論者の大きなまともな疑問
地球温暖化メカニズム考察(3)、地球温暖化は、平衡論では説明できない<
地球温暖化メカニズム考察(4)、地球温暖化は、ポジティブ・フィードバックのオンパレード
地球温暖化メカニズム考察(5)、植物の光合成がなければ、地球は熱暴走
地球温暖化メカニズム考察(6)、現代社会は、植物をも減少させている。このままでは地球は熱暴走
地球温暖化メカニズム考察(7)、地球には氷河期があった。寒冷化メカニズムは?>
地球温暖化メカニズム考察(8)、46億年地球史概略
地球温暖化メカニズム考察(9)、先カンブリア時代の気候変動
地球温暖化メカニズム考察(10)、先カンブリア時代の気候変動2

地球温暖化メカニズム考察(8)-46億年地球史概略


 地球は46億年前にできたと云われている。
 地球ができてから、現在までの地球史を下図で概略する。


 地球ができたのは、約46億年前。この46億年はざっくり2つに分けられる。5億数千年前に多種多様な生物が質量ともに急増した。この急増はカンブリア爆発と呼ばれている。このカンブリア爆発を境に先カンブリア時代と顕生代に分けられる。つまり生物が旺盛な時代とそうでない時代で区分けされている。

 先カンブリア時代は、地球が火の玉であった冥王代と、地球は冷えて海ができたが、放射線と紫外線が降り注ぐ太古代、更に、バンアレン帯ができて放射線が減るも依然として紫外線が降り注ぐ原生代に分けられる。

 生物の隆盛は、カンブリア時代以降であるが、生物隆盛の土台は、先カンブリア時代の太古代および原生代を足し合わせた約35億年の間にできあがっている。原核生物は約38億年前に誕生したとみられている。真核生物の誕生が約30億年前、多細胞生物誕生は約10億年前、それから5億数千年前の多種多様生物出現・カンブリア時代となる。

 次回は、先カンブリア時代の気候変動を示す。

2013年4月25日木曜日

地球温暖化メカニズム考察(7)


地球温暖化メカニズム考察(1)、地球温暖化は、現代科学が不得手とするもののひとつ
地球温暖化メカニズム考察(2)、地球温暖化懐疑論者の大きなまともな疑問
地球温暖化メカニズム考察(3)、地球温暖化は、平衡論では説明できない<
地球温暖化メカニズム考察(4)、地球温暖化は、ポジティブ・フィードバックのオンパレード
地球温暖化メカニズム考察(5)、植物の光合成がなければ、地球は熱暴走
地球温暖化メカニズム考察(6)、現代社会は、植物をも減少させている。このままでは地球は熱暴走
地球温暖化メカニズム考察(7)、地球には氷河期があった。寒冷化メカニズムは?>
地球温暖化メカニズム考察(8)、46億年地球史概略
地球温暖化メカニズム考察(9)、先カンブリア時代の気候変動
地球温暖化メカニズム考察(10)、先カンブリア時代の気候変動2

地球温暖化メカニズム考察(7)-地球には氷河期があった。寒冷化メカニズムは?


 前回まで、現在進行している温暖化のメカニズムを考察した。もし、植物による光合成活動がなければ、温暖化は、下図に示す如く、温暖化を加速する正のフィードのオンパレードである。
この図をみていると次の疑問が湧く。もし植物がなければ、温暖化はどこまで加速されるのであろうか。更に、もし何らかの原因でCO2が減少し始めたらどうなるのであろうか。

 まず、CO2が減少し始めたらどうなるか、考えてみよう。
 CO2が減少し始めたら温度が下がる。そうすると下図のように寒冷化の正のフィードバックが働くと予想される。 ここでも、類似の疑問が湧く。寒冷化はどこまで進むのであろうか。

 生物活動が、ほとんどない6億年以前の太古の気象にその答えがあるのでは、ないか。又、生物が出現したあとの太古の気候変動はどの様に説明されているのか、どの様に考えられればよいのか、現在、人類起因と云われている温暖化を考察する上で検討すべき重要テーマであると考える。

 次回は地球ができてから現在までの地球史をおさらいしてみる。