2012年6月16日土曜日

幾何学模様(1)

幾何学模様
(18)(17)(16)(15)(14)(13)(12)(11)(10)(9)(8)(7)(6)(5)(4)(3)(2)、(1)

どうやって幾何学模様を描いているか、次図で簡単に説明する。
 先ず、r=f(θ)を考える。最も簡単なのはr=1である。これは円になる。
θを決めるとが求まる。次にθを変えて、を求める。を線でつないでいく。通常、最初θ=0でを求める。以降1度づつθを大きくしてrを求め、これらをつないで幾何学模様を作る。


前回は r=sinθ| および r=cosθ|のパターンを紹介した。

今回は、r=cos(nθ/m)|のnとmを変化させたパターンを示す。
先ず、m=2として、n1,2,3・・・と変化させる。


 この場合、r=1の円に接する点が、1,2,3・・・と増えていっている。


  
n角形は、(n)-gonと言われる。ペンタゴンやヘキサゴンはよく聞く。
n面体は、(n)-hedron 
今回のような場合は、(n)-gramと呼ばれる。ちなみに 1はmono、2はdiもしくはbi、3はtri、4はtetra、5はpenta、6はhexa、7はhepta、8はocta、9はnona、10はdecaである。

m=2の場合は、このように規則的であるが、mが3以上になると様々なパターンを示す。
次図で、ほんの一部を示す。


探せば、規則的なものがいろいろあるであろうが、すぐ目についたのは、分子が1で、分母が1,3,5・・・と続く場合と同じく分子が1で分母が2,4,6・・・と続く場合である。



r=f(sinθ,cosθ)は私が予想した以上に奥が深い。


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