2015年11月15日日曜日

3D(5)結晶構造 - diamond structure ( youtube )



3D(5)結晶構造 - diamond structure

 どうする? 3次元描画に挑戦!

 3次元描画としては、映画の「トイ・ストリー」や「アナと雪の女王」のように2次元描画であるが3次元的に見えるように工夫したものがある。

 最近は本当に3次元でみれる映画が出回っている。これは右目用と左目用の絵(動画)を一つの画面に重ねて置き、色眼鏡で見分けて3次元でみるものである。

 ここで検討しているのは、右目用の絵と左目用の絵を描いておいて、見る人が目の焦点の位置を画面の奥に置くか、もしくは、手前に置くかで立体的に見えるようにしたものである。

 同じ方式で右目用と左目用の写真を撮る装置がある。この写真を並べてみると立体的にみえる。一時ヌード写真でミニ・ブームがおきたことがあるらしいが、私の記憶にはない。

 私は3次元の幾何学模様と結晶構造で3次元表示を行っている。

 ここでいう幾何学模様は幾何学のようにみえる幾何学的模様ではなく、数式をベースにした幾何学模様である。2次元の幾何学模様はアリストテレスの時代から古今東西盛んに検討されてきた。日本でも江戸時代、民間の数学マニアの一分野であった。江戸時代の数学は関孝和だけではない。庶民を巻き込み裾野は広く、全国津津浦々に証拠の絵馬が残っている。江戸時代の文化 見直すべしである。

 3次元幾何学は古代ギリシャからあったようであるが、高校で教えられることはない。非ユークリッド幾何学やリーマン幾何学として発展したようであるが、名前は知られていても専門家以外は中身を知らない。難しい話も通常は多くの解説書がでるが、この分野は見かけたことがない。私はサイン、コサインを適当に組み合わせただけで幾何学模様を描いているだけある。3次元プリンターがでたので、これからは身近になっていくかもしれない。

 結晶構造は2次元図があって、いろんな説明図があってもなかなか理解が進まない。3次元でみせられると、あっそう!と一目瞭然で理解が格段に進む。

 立体視のできるダイヤモンドの結晶構造を前回のブログで示したが、結晶構造はそれでも不十分である。回転していろんな角度から見る必要がある。

 Youtubeなら回転する結晶を、今回の立体視方法を用いて、3次元で見ることができる。
目の焦点を画面奥にして3次元に見えるように目のピントを調節して見て下さい。




 最初から少し回転させているのは、ここで使っている立体視方法は真正面が弱いからである。真正面にすると立体的に見えない。


 今回は180度横方向にしか回転していない。360度回転させ、さらに縦方向でも360度回転させたほうがよさそうである。

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