地球温暖化メカニズム考察(1)、地球温暖化は、現代科学が不得手とするもののひとつ
地球温暖化メカニズム考察(2)、地球温暖化懐疑論者の大きなまともな疑問
地球温暖化メカニズム考察(3)、地球温暖化は、平衡論では説明できない<
地球温暖化メカニズム考察(4)、地球温暖化は、ポジティブ・フィードバックのオンパレード
地球温暖化メカニズム考察(5)、植物の光合成がなければ、地球は熱暴走
地球温暖化メカニズム考察(6)、現代社会は、植物をも減少させている。このままでは地球は熱暴走
地球温暖化メカニズム考察(7)、地球には氷河期があった。寒冷化メカニズムは?>
地球温暖化メカニズム考察(8)、46億年地球史概略
地球温暖化メカニズム考察(9)、先カンブリア時代の気候変動
地球温暖化メカニズム考察(10)、先カンブリア時代の気候変動2
地球温暖化メカニズム考察(9)-先カンブリア時代の気候変動
5億数千年前より、更に前の時代である先カンブリア時代には、生物が量質ともに少なく、この時代の気候変動は、生物の影響を無視できる。逆に言えば、この時代の気候変動と生物が旺盛な顕生代の気候変動を比較することにより、気候に対する生物の影響をクローズアップできる。
生物の影響を無視できると考えられる先カンブリア時代の気候の研究が進み、10数年前から定説になってきている出来事がある。それは、先カンブリア時代に地球が全面凍結したことである。北極南極はもちろんのこと赤道地帯も凍ってしまう地球全球凍結である。その地球全球凍結が、先カンブリア時代に少なくとも3回起きたと考えられている。
全球凍結後、地球は逆に超温暖化したとみられている。全休凍結の起因は何で、何が起きて地球全球凍結に至ったのであろうか。地球の超温暖化は、何が起因で何が起きたのだろうか。これらの地球全球凍結や超温暖化は、何千万年にわたって徐々に起きたと考えられている。
つづく。
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