2013年4月25日木曜日

地球温暖化メカニズム考察(7)


地球温暖化メカニズム考察(1)、地球温暖化は、現代科学が不得手とするもののひとつ
地球温暖化メカニズム考察(2)、地球温暖化懐疑論者の大きなまともな疑問
地球温暖化メカニズム考察(3)、地球温暖化は、平衡論では説明できない<
地球温暖化メカニズム考察(4)、地球温暖化は、ポジティブ・フィードバックのオンパレード
地球温暖化メカニズム考察(5)、植物の光合成がなければ、地球は熱暴走
地球温暖化メカニズム考察(6)、現代社会は、植物をも減少させている。このままでは地球は熱暴走
地球温暖化メカニズム考察(7)、地球には氷河期があった。寒冷化メカニズムは?>
地球温暖化メカニズム考察(8)、46億年地球史概略
地球温暖化メカニズム考察(9)、先カンブリア時代の気候変動
地球温暖化メカニズム考察(10)、先カンブリア時代の気候変動2

地球温暖化メカニズム考察(7)-地球には氷河期があった。寒冷化メカニズムは?


 前回まで、現在進行している温暖化のメカニズムを考察した。もし、植物による光合成活動がなければ、温暖化は、下図に示す如く、温暖化を加速する正のフィードのオンパレードである。
この図をみていると次の疑問が湧く。もし植物がなければ、温暖化はどこまで加速されるのであろうか。更に、もし何らかの原因でCO2が減少し始めたらどうなるのであろうか。

 まず、CO2が減少し始めたらどうなるか、考えてみよう。
 CO2が減少し始めたら温度が下がる。そうすると下図のように寒冷化の正のフィードバックが働くと予想される。 ここでも、類似の疑問が湧く。寒冷化はどこまで進むのであろうか。

 生物活動が、ほとんどない6億年以前の太古の気象にその答えがあるのでは、ないか。又、生物が出現したあとの太古の気候変動はどの様に説明されているのか、どの様に考えられればよいのか、現在、人類起因と云われている温暖化を考察する上で検討すべき重要テーマであると考える。

 次回は地球ができてから現在までの地球史をおさらいしてみる。

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